はきご 前編 [工作]
本日は訪問頂きありがとうございます!
山菜採りの時に、今まではレジ袋や布の袋などに収穫しておりましたが、やっぱり
それなりのものが欲しいですよね。
皆さんは、「はきご」なるものをご存知でしょうか?
当地方では「はきご」と呼んでますが、一般的には「はけご」と云われているようです。
農家さんなどが農作物の収穫などに使っている「かご」です。
昔は竹で編まれておりましたが、現在は竹で編まれたものは高級な民芸品で、とても
もったいなくて山菜採りには使えません。
現在出回っているものは、ほとんどがP.P.バンド(荷造り用のテープ)で編まれた物です。
こちらでは、道の駅や産直で農家の方が作ったものを販売しているのを見かけます。
しかしながら、買い物かごのようなものが殆どで、山菜採りに使えるような頑丈なものは
あまり見かけませんし、あっても結構な値段がします。
で、「これくらいなら自分でも作れそう」と、やってみたい病が発症・・
やってみました!
押入れの奥に、何年か前に相棒がいつかやってみると言って、買っておいたP.P.バンド
があったので、それを使わせて貰います。
P.P.バンドはホームセンターで手に入りますが、沢山の色を置いている店と、梱包用の
黄色と透明なものしか置いてない店があります。
値段は似たようなもので、1巻(100 m)500円から600円程度です。
ちょっとした藪こぎにも耐えられる頑丈なものを作ろうとすると、私の計算だと
100m ぐらいあればで出来そうですが、模様を入れるとなると、何色か欲しいですね。
産直等で販売されている頑丈な「はきご」は、バンドを2本重ねで編んであります。
なので、最強の「はきご」を目指して、私も2本で編んでみました。
が・・ 見事に失敗・・・
最初から2本で編むと目がなかなかうまく詰まらず、出来上がりが柔らかなものに
なってしまいました。
さて、どうしたものか?
1本なら、きちんと目が詰められるので取り敢えず1本で編んで、その上からもう1本
重ねたらどうかなと考え、やってみたところ、時間と手間はかかりますが、かなり
頑丈なものが出来ました。
バンドを必要な本数を切り出します。
こんな感じでクセがついて編みにくいので、くるくると反対に巻いて、半日ほど
置いておきます。
クセがとれてたので、編み始めます。
底を編みます。
エコクラフトで洗濯ばさみを使って留めながら編んでいたので、同じ感覚で洗濯ばさみ
を使っていたのですが、滑って使い物になりません。
で、ちょっとググってみたら、ワニグチクリップが良さそうです。
あったんです、ルアーの塗装用に50個ほど買ってあったんです。
こんな感じで留めながら編んでいきます。
目を適当に詰めたら、バンドを立ち上げます。
ここからは側面を編んでいくだけです。
側面が編み終わりです。
上のフチ部分に3mm 程度の針金を入れます。
1回目は出来上がりです。
写真の枚数が多くなるので、以降は次回とします。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
また覗いてみてください。
山菜採りの時に、今まではレジ袋や布の袋などに収穫しておりましたが、やっぱり
それなりのものが欲しいですよね。
皆さんは、「はきご」なるものをご存知でしょうか?
当地方では「はきご」と呼んでますが、一般的には「はけご」と云われているようです。
農家さんなどが農作物の収穫などに使っている「かご」です。
昔は竹で編まれておりましたが、現在は竹で編まれたものは高級な民芸品で、とても
もったいなくて山菜採りには使えません。
現在出回っているものは、ほとんどがP.P.バンド(荷造り用のテープ)で編まれた物です。
こちらでは、道の駅や産直で農家の方が作ったものを販売しているのを見かけます。
しかしながら、買い物かごのようなものが殆どで、山菜採りに使えるような頑丈なものは
あまり見かけませんし、あっても結構な値段がします。
で、「これくらいなら自分でも作れそう」と、やってみたい病が発症・・
やってみました!
押入れの奥に、何年か前に相棒がいつかやってみると言って、買っておいたP.P.バンド
があったので、それを使わせて貰います。
P.P.バンドはホームセンターで手に入りますが、沢山の色を置いている店と、梱包用の
黄色と透明なものしか置いてない店があります。
値段は似たようなもので、1巻(100 m)500円から600円程度です。
ちょっとした藪こぎにも耐えられる頑丈なものを作ろうとすると、私の計算だと
100m ぐらいあればで出来そうですが、模様を入れるとなると、何色か欲しいですね。
産直等で販売されている頑丈な「はきご」は、バンドを2本重ねで編んであります。
なので、最強の「はきご」を目指して、私も2本で編んでみました。
が・・ 見事に失敗・・・
最初から2本で編むと目がなかなかうまく詰まらず、出来上がりが柔らかなものに
なってしまいました。
さて、どうしたものか?
1本なら、きちんと目が詰められるので取り敢えず1本で編んで、その上からもう1本
重ねたらどうかなと考え、やってみたところ、時間と手間はかかりますが、かなり
頑丈なものが出来ました。
バンドを必要な本数を切り出します。
こんな感じでクセがついて編みにくいので、くるくると反対に巻いて、半日ほど
置いておきます。
クセがとれてたので、編み始めます。
底を編みます。
エコクラフトで洗濯ばさみを使って留めながら編んでいたので、同じ感覚で洗濯ばさみ
を使っていたのですが、滑って使い物になりません。
で、ちょっとググってみたら、ワニグチクリップが良さそうです。
あったんです、ルアーの塗装用に50個ほど買ってあったんです。
こんな感じで留めながら編んでいきます。
目を適当に詰めたら、バンドを立ち上げます。
ここからは側面を編んでいくだけです。
側面が編み終わりです。
上のフチ部分に3mm 程度の針金を入れます。
1回目は出来上がりです。
写真の枚数が多くなるので、以降は次回とします。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
また覗いてみてください。
はきご?知らないもの?
作品を作る過程で閃きました。でも何と呼んでいるのか分かりません。
エコクラフトの要領でしょうか。経験がいきますね。
by ヤッペママ (2020-06-26 12:47)
「わにろ くりっぷ」?・?・?・・・ああぁ~鰐くちクリップね(^^;
完成が楽しみです。
by cooper (2020-06-26 13:11)
手編みの籠。
カラフルですね。
by 夏炉冬扇 (2020-06-26 16:56)
ゆるりさんの器用さにビックリです。
完成品のクオリティの高い、はきごの姿が目に浮かびます。
by 風の又三郎 (2020-06-26 17:41)
はきごは分かりません・・・ランドセルのように背中に背負うものですか。
まだ途中ですが、きれいに編んでいますね。
by 斗夢 (2020-06-26 18:41)
>ヤッペママ さん
都会では、目にすることが出来ないかも知れないですね。
完成品を見るとわかると思いますよ~
紙のエコクラフトテープよりも硬いので、扱いにくいです。
by ゆるり (2020-06-26 21:01)
>cooper さん
そうですよね、「わにろ」って読んでしまいますよね~
ワニグチクリップに訂正しました・・^^;
by ゆるり (2020-06-26 21:04)
>夏炉冬扇 さん
頭の中で考えても、ある程度進まないと、どんな模様に
なるのか想像が出来ないです・・
自家用なのでいい加減です。
by ゆるり (2020-06-26 21:10)
>風の又三郎 さん
最近は盛岡でも、「はきご」を知らない人が多いですよね~
我が家の倅も知りませんでした。
by ゆるり (2020-06-26 21:15)
>斗夢 さん
「はきご」、背負いかごの小さいもの、「腰かご」と
云うと分かりやすいかな・・
「めかいかご」とも呼ばれるようです。
by ゆるり (2020-06-26 21:19)
いつものことながら、素晴らしいです。
ただただため息が出るのみです。
by achami (2020-06-26 21:56)